皆美館

多くの文人墨客が愛した、宍道湖畔に佇む老舗宿
島根

宍道湖と大橋川とを隔てる松江大橋のたもとに建つ『皆美館』は、日本旅館の伝統を重んじ、風格ある宿として知られる名旅館。その創業は明治21年(1888年) 。創業当時の風情は白砂青松の湖畔庭園と2階の客室に色濃く残っている。その客室を守り継ぎながら、時代に合わせて増築。現在は部屋数を16室に増やし、古のままの風情と和モダンな空間の異なる雰囲気を愉しむことができる。

湖畔庭園は、宍道湖を借景とした枯山水式の名庭で知られ、窓辺から、美しい庭園とその先に広がる宍道湖の穏やかな湖面を眺めれば、日頃の喧騒を忘れ、気持ちが解きほぐれていくのを感じるはず。

時代を越えても同じ風景を愉しめることが、『皆美館』の最大の魅力といえ、それゆえ、創業当時から現在まで、著名な文化人、政・財界人、芸術家が多く訪れている。

また、初代料理長が生み出した家伝料理不昧公好み「鯛めし」も名旅館にふさわしい名物。手間のかかったこの一品を朝食で味わえるのは旅の醍醐味。

Information

ADDRESS:島根県松江市末次本町14
TEL:0852-21-5131
島根